木屋長の家づくり
住まい手のスタイルを描き出す
創造性豊かな家づくり
木屋長の家って
希望を叶える設計デザインと大工の確かな技で
建築デザインとは「人の行為とその目的を、よりよい形で適えるための計画」であると言えます。住まい手一人ひとりの暮らしに合ったスタイルを描き出し、「ただひとつの暮らし」を実現するために、自由な発想で創造性豊かな設計デザインを生み出すこと。それが木屋長工務店の使命です。建物のデザイン全般を「意匠」と言い表すのは、匠=大工、棟梁の意図するところという意味であり、伝統の技への深い理解だけでなく、建築の工程についてもしっかりとした知識と経験を備えていることが求められます。木屋長工務店は、多種多様な希望に応えることのできる設計デザイン力と、大工の確かな技術で「ただひとつの家」を実現します。
技と心を次の世代へ
近江の家づくりを受け継ぐ伝統の技
木屋長工務店には「本物の大工」がいます。自然素材である木は、一本一本が異なる性質を持っているため、工業製品のように画一的には扱えません。本物の大工は、木の特性を知り尽くし、木の使い方を知っています。だから、最もふさわしい場所に、最もふさわしい木を使うことができるのです。「大工木屋長」として創業して百余年。どんなに時代が移り変わろうとも、私たちは伝統の技を伝え続けます。
工務店にできること
うるはし近江の文化と万葉の心を守る、伝える
近江には、古より受け継がれる豊かな自然と暮らしがあります。清らかな水をたたえた母なる琵琶湖、大らかに緑なす父なる山々・・・ここは古来から豊かな文化が育まれた「 茜さす万葉ロマンの地」。この歴史ある地で、そこに暮らす人々に支えられ、育てていただいた木屋長工務店は、この地の優れた文化とゆかしさを、次の世代に伝えていきます。百年後の未来にも、近江の文化と万葉の心が大切に守り伝えられていますように先の風景を心に描きながら、百年後も美しい家、住まう人から愛しまれる家をつくり続けます。
木でつくる本物の家
伝統的な木の家と現代の知恵を融合した本物の家
木屋長工務店は、家づくりのお手伝いをすると共に近江の風景や文化を守り、後世に伝える役割を担っていると考えています。“滋賀らしさ”が漂い、自然に寄り添う家づくりをすることが、近江の地で息衝く工務店の責任だと考えています。 木に囲まれている時のえも言われぬやすらぎ、それはやはり命あるものに包まれていることからくる、安心感ではないでしょうか。また、琵琶湖の面積が滋賀県の1/6 (約16%)の面積に対し、森林は約半分の50.7%です。近江の地で木と共に暮らしてきた私たちにとって、 「木が好き」という気持ちは理屈ではないのです。
情熱の社員大工
家づくりが大好きな社員大工がいる工務店
お客様にとって一生に一度の住まいに対し木屋長工務店は、全力で向き合い高い技術でその住まいをつくり上げていきます。大工というのはクリエイティブな仕事です。木を見て「この木をどこに、どう加工して、どう使おうか」と考え、組み上げていきます。さらに熟練の大工は、そこに”技の見せ所”と”遊び心”を駆使して仕上げていきます。大工がいきいきと仕事をした家は間違いなくいい家です。木屋長工務店は、そんな家づくりが大好きな情熱の社員大工がいる工務店です。
住み心地にこだわりあり
自然の力をできるだけ利用した家づくり
心地よさは視覚的な感覚だけではうまれません。その場に合った適度な温熱環境がなくては、いくら心地いい空間でも逆に不快さを感じることもあります。現代の日本の家では、断熱の仕様や設備に頼ることが多いです。しかし、木屋長工務店の家では、なるべく夏の涼風や冬の暖かい日射、すなわち「自然の力」をできるだけ利用したいと考えます。さらに豊かな知識と経験からプランと仕様を考え、最適なバランスを見つけるのが木屋長工務店の仕事です。
素材にこだわりあり
滋賀らしさが漂い、自然に寄り添う家づくり
滋賀県は、琵琶湖と平野部が広がり、それを囲うように山々が連なっています。滋賀県民は、古来から近江八景を大切にしてきたように、この水のある風景や伝統的な風景を守ってきました。木屋長工務店は、家づくりのお手伝いをすると共に近江の風景や文化を守り、後世に伝える役割を担っていると考えています。”滋賀らしさ”が漂い、自然に寄り添う家づくりをすることが、近江の地で息衝く工務店の責任だと考えています。
当社で使用する素材の一例
- びわこ材
木屋長工務店の本社がある東近江市は、鈴鹿山脈の麓に広がっています。鈴鹿山脈に源流を持ついくつもの河川が、湖東・湖南を流れて琵琶湖に注いでおり、鈴鹿山脈は私たちの暮らしの礎ともいえます。木屋長工務店は、そんな滋賀の森を守るため、びわこ材の活用にも取り組んでいます。
- 柿渋
タンニンを多く含む渋柿の実を圧搾し、採取した液を発酵させたものです。様々な薬効があり、薬として使われるほか、染め物の材料、木材を保護する塗料などにも使われています。
- 蜜ろうワックス
蜜ろうとはミツバチが巣をつくるために腹部から分泌する液体です。古くからロウソクや化粧品の材料として用いられてきました。この蜜ロウに液体の植物油を加えて加熱し、クリーム状にのばしたものが蜜ろうワックスです。床などの木部に薄くすり込むように塗り、空拭きすると、自然な艶が生まれ、表面の防水・防汚にも効果を発揮します。
- 植物油
石油系の溶剤を使わず、ヒマワリ油や大豆油、亜麻仁油、えごま油などの植物原料を主成分としてつくられています。ウレタン塗装などと違い、表面に皮膜をつくらない浸透性の塗装方法なので木の自然な呼吸機能を妨げず、自然な風合いや肌ざわりを残すことができます。
- 珪藻土
珪藻土とは、珪藻(単細胞植物性プランクトン)が海底に堆積し、化石化してできた軟質の泥土を指します。左官材料のほか、耐火レンガや七輪の材料としても古くから利用されてきた素材です。粒子の表面に無数の細孔があいているため、調湿性、遮音性、保温性に優れ、消臭効果もあります。
- 漆喰
消石灰に砂、のり、すさ(塗り壁の補強・亀裂防止のために混ぜる麻、わら、紙などのこと)などを水で混ぜて練ったものです。耐火性、保温性、耐久性に優れ、調湿機能をもつため、結露やカビ対策にも役立ちます。黄土やベンガラなどの顔料で着色した色漆喰、砂を入れない鹿の子ずり、砂を混ぜた砂漆喰、高知県に古くから伝わる土佐漆喰などがあります。
- 弁柄
近江の伝統的な家屋には、弁柄がたいへん多く見られます。なぜ滋賀の民家には弁柄が多いのか、ルーツははっきりしていないのですが、かつて岡山で生産され、社寺の多い京都、滋賀に広まった弁柄は防腐、防虫、防火効果が大きく、耐久性が強いということで、雪や雨の多いこの地方で好んで使われたようです。また、近江八幡特産の「赤こんにゃく」にはベンガラと同じ「三二酸化鉄」を入れます。これは八幡の奇祭「左義長祭り」からとも、織田信長の派手好みからきたと伝えられます。弁柄色の赤は、滋賀となじみ深いのです。
- シラス壁
栗東展示場にも使用している、高千穂シラスのシラス壁は、一切の化学物質を排除した100%自然素材で出来ています。主原料は、2万5千年もの間、人間と共存してきた火山噴出物シラスです。シラス壁は調湿機能に優れているので、蒸し暑い日本の夏でも室内の空気を快適に保つことが出来ます。さらに、シラス壁の熱伝導率はモルタルのおよそ6分の1。シラス粒子の中にある無数の細孔に取り込んだ空気が優れた断熱・保温効果を発揮し、冷房効率をアップさせてエネルギー消費を抑えます。
- セルローズファイバ-
セルローズファイバー(CF)とは木質系繊維で、原材料は「新聞紙」です。
新聞を粉砕したものにホウ酸を加えて耐火性にも優れています。このセルローズファイバーは、様々な太さの繊維が絡み合い、空気の層をつくり、更に1本1本の繊維の中にも自然の空気胞が存在しています。この空気胞の存在がより一層熱や音を伝えにくくします。さらに木質繊維特有の吸放湿性で、適度な湿度を保つので、自然の恵みが私たちに快適な暮らしをもたらしてくれます。吸放湿性に優れたこのシラス壁とセルローズファイバーは相性が良く、壁内での結露を防いでくれます。
家づくりの流れと保証
建てる前、建ててからもしっかりとサポート
お出会いからご契約まで
展示場や見学会にご来場、お電話やホームページでお問い合わせ、またはご紹介など様々なご縁をきっかけに住まいづくりが始まります。
1展示場、完成見学会に行ってみる。資料請求してみる
まずは展示場、完成見学会やホームページなどで木屋長工務店の家づくりを感じてみてください。様々なご縁をきっかけに住まいづくりが始まります。また、毎月開催している住まいの相談会では新築、リフォーム、土地探しなどなど住まいのことなら何でもお伺いいたしております。ホームページから資料請求も承っておりますのでお気軽にご利用ください。
2お客さまの家づくりのご要望をお伺いします
まず、家族構成、趣味などご家族のライフスタイルをお聞かせください。次に、新しい家での暮らし方は?家づくりでこだわりたいポイントは?など新しい暮らしに対する夢を語ってください。家づくりの第一歩はご家族によってそれぞれ違います。じっくりゆっくりヒアリングさせていただきます。
3資金計画と土地探し
ご予算・ご要望に沿った資金計画をはじめます。もちろん住宅ローンの事もお任せください。その資金計画に基づき、計画に無理がないかを検討し、お客様にとって最適な金融機関をご紹介させていただきます。住宅ローン事前審査に必要な書類を準備いただけますと、木屋長工務店が手続きの代行もいたします。土地がお決まりでない場合は、土地探しもさせていただいております。地域の土地情報がございますのでお気軽にお申し付けください。
4プランニングとお見積り
お客さまのライフスタイルや家づくりの希望をお伺いします。家づくりへの想いを双方で深めながら、ご家族みんなの想いがたくさん詰まったプランを木屋長工務店の設計士がご提案いたします。概算のお見積りを提出させていただき、 ご予算に合った家にしていきます。(ここまでは無料で対応いたします。)
5ご契約
見積内容をご確認いただき、ご契約を結びます。契約後も変わらず、ご家族の夢に向けてさらに詳細なお打合せを行います。
着工からお引渡しまで
お打合せ内容を元に、工事を行います。木の特性を熟知し、確かな知識と技術を備えた社員大工が皆様の住まいをつくりあげます。
6地鎮祭
工事に先立って、土地をお清めし土地の神様に工事と暮らしの無事をお祈りする祭りを執り行います。
7地盤調査
基礎工事前の調査により、地盤が建築物の加重等に適合しない場合は、地盤改良工事を行います。
8着工
いよいよ工事に着手いたします。基礎工事や防蟻工事にかかっていきます。
9上棟
平面的な基礎から柱、梁、屋根下地を組み上げていきます。おおよそ一日で立体的な建物になります。お客さまにとって一番実感がわく感動的な一日です。
10大工工事・内装・設備工事
いよいよ大工工事に入ります。木屋長工務店の社員大工が匠の技で家を作りあげています。大工工事が完了すると内装、設備の仕上げ工事へ移ります。
11お引渡し
保証書の発行、鍵のお渡し、各設備の使用方法や注意点なども併せてご説明を行い、お引渡し完了となります。
いよいよ憧れの新居で、新しい生活のスタートです。ご要望があれば、引越しに関する手続きや業者さんの紹介、またお家の雰囲気に合った家具等のご案内もいたします。住みはじめた後でもお気軽にご相談ください。
アフターメンテナンスと保証
木屋長工務店ではお客さまとの関係は単なる工務店とお客さまの関係ではなく、家守であり続けたいと考えています。
12アフターメンテナンス
木屋長工務店では、6ヶ月・1年・3年・5年・10年(計5回)に渡り、定期点検を実施しております。
2020年10月以降にご契約のお客様からは、バーンリペアによる定期点検を実施しております。
実施期間はこれまでと同様、6ヶ月・1年・2年・5年・10年(計5回)です。
バーンリペアの「住宅設備機器延長保証」の詳細は以下をクリックしてご覧ください。
住宅設備機器延長保証サービス
また、定期点検時に関わらず、お困りの場合は木屋長工務店までお気軽にご連絡ください。