余白を楽しむ家

間取りのお話をお施主様と重ねるうちに、家の中に何に使おうかワクワクする場所があるのも楽しいですねという話になり、余白(フリースペース)をつくった住まいです。

また、木の温かみのある雰囲気がお好きだったので、お好みのテイストに合わせていろんな樹種を組み合わせています。ブラックチェリー、杉、ナラ、松など。和室には竹を入れてアクセントに。

周りに広がる田畑や遠くの山並みの景色が自然と視界に入るように窓を設け、家の中からも季節の移り変わりを感じてもらえるようにプランをしています。

日々の暮らしの中で更に心が豊かになるようなきっかけがこの家から生まれるといいなと思っています。

東近江市 S邸 2019年2月 / 延床面積132.48㎡
  • 黒と板張りの組み合わせの外壁を使ったシンプルな形の住まいです。板張りの外壁はメンテナンスしやすいように手の届く範囲に。

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  • 玄関にはシューズクロークを設け(右側の扉奥)、家族の靴の他に部活道具や掃除用品・工具なども収納することができます。

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  • 吹抜の効果で床面積以上に広がりを感じられるLDK。

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  • 夜間の撮影でしたが昼間は大きな窓から周りの景色をゆったりと見渡すことができ、家の中から景色の移り変わりを感じることもできます。

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  • キッチンの扉は無垢材を使用したもの。年月を経て更にいい色になっていきます。

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  • 階段を上がってすぐのところにあるフリースペース。筋トレやヨガなど趣味の道具を置いて使うのもいいし、洗濯物の室内干しの場所に使うのも便利。1階のリビングから見上げても腰壁で見えないようにしているので色んな使い方が出来ます。

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  • 来客や集まり事の多いお家だったので、和室は玄関から直接入ることが出来る間取りに。天井に竹を添えてメリハリをつけています。

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  • キッチン横の洗面脱衣室。こちらも無垢の扉やカウンターを使用した洗面台と収納を。身支度の時間も楽しくなりますね。

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